ＦＸ初心者のための基礎知識：本について

ここまで読んでいただいて、ＦＸ(外国為替証拠金取引)をぜひ始めてみたいと思われた方もいらっしゃると思います。
しかし、いきなり業者に相談に行ってはいけません。
業者の言いなりにならないように“予備知識”を仕入れておく必要があります。

“予備知識”のソースは、本、WEBサイト、ブログ、セミナーそして“バーチャルＦＸ”などがありますので、これらについて説明していきたいと思います。

今回はまず、本についてです。
どんな本でも同じですが、“ＦＸ初心者”向け、中級者向け、上級者向けの本があり、“ＦＸ初心者”は、当然“初心者向け”の本を買い求めることになります。
しかし、あまり“センセーショナル”なタイトルの本は要注意です。
“年収５千万円への道”とか“毎日が給料日！”などという一見魅惑的なタイトルの付いた本は、ＦＸのメリットばかりを強調して、リスクについてはだんまりを決め込んでいる場合が多いようです。
本当に良質な本は、“ＦＸ初心者”にとってのメリット・デメリットをしっかり抑えて、予備知識を涵養してくれる本です。

今のところ、“ＦＸ初心者”向けの入門本は比較的安価（500円〜1,200円程度）で数多く販売されていますので、比較的穏やかなタイトルの本を１冊選んで読んでおくといいでしょう。
できれば、実際に“ＦＸ初心者”の具体的な体験談が書かれている本があったほうがよいのですが、出版業界はデメリットをさらすような本は出したがらないようなので、この辺のことはＦＸに関する“ブログ”を参照した方がよいでしょう。

今の時代、“メディア”としての本の価値は相対的に低下しており、有益な情報はもっぱらWEB上にありますが、本にはいつでも気軽にどこででも読めるというメリットがあります。
そういう意味でも、１冊は目を通しておくとよいでしょう。