引越の際の冷蔵庫について

荷造りで一番大変なのが、“キッチン周り”だと思います。
たくさんの食器、使い切っていない調味料、冷蔵庫の中の食材・・・主婦が最も頭を悩ませる場所です。
大抵の場合、冷蔵庫の中身を減らすべく、食卓には何日も前から“食材使いきりメニュー”が並ぶのではないでしょうか？
“大手の引越業者”には、“クール便”で冷蔵庫の中身を運んでくれるところがありますが、そうでなければ前日あたりに箱詰めすることになりそうですね。
クーラーボックスなどを利用して、梱包しておきましょう。
冷蔵庫の中身用の梱包資材を用意してくれる業者さんもあります。
私にも経験がありますが、倒れたらこぼれそうなものなどは全て処分して、引越し先で新しく揃えたことがあります。
もしも処分するのであれば、注意したいのが“ゴミ出しの日にち”です。
気をつけないと、ゴミ出しの日に合わずにゴミを引っ越し先に持っていかなければならなくなります。
冷蔵庫内の整理に関わらず、荷造りは早めに終わらせてゴミは処分しておきましょう。

冷蔵庫の中を整理したら、引越し前日の夜には、冷蔵庫の電源は切っておかなければいけません。
冷蔵庫の電源を切ると、冷凍室の霜が溶けて水になります。
引越し当日に切ると、トラックの中が水浸しなんてことになりかねませんので、忘れないようにしましょう。
引越し先で冷蔵庫を設置したら、すぐに電源を入れて冷したいところですが、しばらくガマンします。
目安としては、１時間ぐらいしてからのほうが安全です。
これは、冷蔵庫の中の冷却ガスを落ち着かせるためと言われています。
また、“引越業者”に頼まずに自分達で冷蔵庫を運ぶ際には、横にしないで立てたままで運ぶということも覚えておきましょう。
安全面を考えるれば、“引越業者”に任せたほうが安心でしょう。