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ベトナム株式の人気の秘密

“ベトナム株”の取引きは“ホーチミン証券取引所”と“ハノイ証券取引所”の2箇所で取引きがされます。
“ホーチミン証券取引所”は、2000年7月、“ハノイ証券取引所”は2005年8月に開設されました。
これを見てもわかるように、“ベトナム株”はまだまだ開設されて日が浅い市場で取引きがされています。

上場している企業の数も、両方の取引所を合わせてもまだ200社あまりで、時価総額においては“日本の240分の1”という規模しかありません。
まだまだ規模は小さな“ベトナム株式”ですが、投資家の間では現在とても注目を集めている株式となっています。
それにはいくつかの理由が挙げられます。

まずは“ベトナム政府の動き”です。
先ほども述べたように、“ベトナム株式”は現在はまだまだ上場企業が少ないですが、2009年を目途に770社の上場をベトナム政府は計画しています。
“ベトナム株式市場”の上場企業が1,000社を超えるのも、そんなに遠い未来ではないと考えられます。
同時に、株式時価総額も短期間で現在の10倍とも言える数字に拡大すると見られていますから、この勢いに投資家達が目を向けない訳がないのです。

他にも“ベトナム株”が注目される理由として挙げられるのは、“中国株”の存在です。
外国株式において、現在一番人気の“中国株”ですが、やはり株式というものはどちらにどう動くかわからない取引きです。
そこで、投資家達は“分散投資”でリスクを最小限に留める事を考えます。
その分散先として“ベトナム株”に投資する動きが急激に拡大しているのです。

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