“自賠責保険”に入らずに、バイクで走り回った場合どうなる？

バイクを所有している方は皆さん“自賠責保険”に加入していることと思います。
“自賠責保険”というものは、法律で定められた加入が強制されている保険です。
バイクや原付がこの保険に加入していない場合、運転してはいけないということになっています。
もちろん、保険期間がすでに過ぎていたのに気が付かなくて乗った場合も同罪となります。

では、“自賠責保険”に加入せずにバイクを運転した場合はどうなるのでしょうか？
その場合は、“自賠法第８７条”によって“６カ月以下の懲役あるいは５万円以下の罰金”が課せられます。
ただ、これは正直少しぬるいですね。
もう少し厳しくするべきだと私は思います。
また“道路交通法第１０３条、第１０８条の３３”によって、違反点数が“６点”になり、“免許停止処分”を受けます。

それでは、仮に無保険のバイクにひかれてしまった場合などはどうなるのでしょうか？？
この場合は、“自動車損害賠償保障事業”というところから、“自賠責保険”と同等の保障を受けることができます。
加害者が保険に加入していないというのは非常に最悪の状況ですが、残念なことにこのような人も少なからずいるんですよね。
では、被害者は泣き寝入りをするしかないのですか？・・・というとそういうわけでもありません。
そのようなときのために“自動車損害賠償保障事業”という国が行っている保障事業があります。
損害保険会社がこの保障事業の窓口になっていますので、詳しくは各保険会社をチェックしてみるといいでしょう。