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“バイク保険”の運転者年齢条件について

一口に“バイク保険”といっても、全員に対して一律の保険料を課しているというわけではありません。
では、どのように差をつけているのでしょうか?
そのことについて少し説明してみますと、“運転者年齢条件”というバイクに乗車する人の年齢に条件を付けることによって保険料に差をつけているんです。

年齢条件には次の4種類があります。

“全年齢条件”:これは免許があれば年齢を問わず補償の対象とするものですね。

“21歳未満不担保”:これは20歳以下の人の運転によって事故に遭っても保険が適用されず、21歳以上ならばだれでもよいというものです。

“26歳未満不担保”:これは25歳以下の人が運転をして事故に遭っても保険は適用されず、26歳以上ならばだれでも適用されます。

“30歳未満不担保”:これは29歳以下の人が運転をして事故に遭っても保険は適用されず、30歳以上ならばだれでもよいというものですね。

基本的に、年齢条件が低ければ低いほど保険料が高くなります。
これは“若い人ほど事故に遭う確率が高い”というデータによるものです。
また後発の保険会社の中には、“バイクの車種”によっても事故率に差があることに着目し、保険料を変化させているところもあります。

ということで、年齢にあった“バイク保険”を選択することによって、保険料が安く押さえられるということになります。
ですので、決して最初から代理店任せにするというのではなく、自分で確認してみるのもいい方法だと思いますよ。

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