住宅ローンの金利タイプについて

“住宅ローン”と一口で言っても、“住宅ローン”にはさまざまな選択肢があるという事をご存知でしょうか？
どの金融機関で借りるのか？、そしてどういったプランを選ぶのか？で“住宅ローン”の金利は大きく変動します。
ここでは、“住宅ローン”の金利の種類についてご説明したいと思います。

まず、“住宅ローン”には大きく分けて三つの金利タイプがあります。
それは、“固定金利期間選択型”、“全期間固定型”、“変動金利型”です。

“固定金利期間選択型”は、固定金利の期間を最初に選択し、それ以降は変動に移行するタイプです。
“全期間固定型”は最後まで金利の変わらないタイプ、“変動金利型”は返済日数によって金利が変動していくタイプです。

それぞれの特徴としては、“全期間固定型”はずっと金利が変わらないものの、金利は最初から高めになっています。
それに対し“変動金利型”は、低金利期に速やかに返済できれば低金利ですむ反面、期間が長引けば長引くほど金利が上昇する可能性が高くなるという方式になっています。
前者は安定を、後者はハイリスクハイリターンをそれぞれ含んでいるのです。
そして、その中間に位置するのが“固定金利期間選択型”というわけです。

現在、最も多く利用されているのが“固定金利期間選択型”です。
“全期間固定型”ほど最低金利が高くなく、“変動金利型”ほどリスクが高くない上に自分で固定期間を選択できる事が人気の要因となっているようです。

“住宅ローン”の返済は、たいていの場合長期に渡って行われます。
それ故に、自分に合う返済方法をしっかり見極めなければ、後々苦労してしまう事になるでしょう。
しっかりと計画を練って、無理のないプランを選択する事が望ましいのです。