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転職フェアに行く前に:転職回数での会社の判断

やはり、“転職した回数”は少ないほうがいいのでしょうか。
必ずしもそうとは限りません。
“新興系”の成長企業では、比較的転職の基準が緩やかで、それほど気にすることはありません。
転職をした回数よりも、その人の成果や実績、ポテンシャル等で判断する場合が多いようです。
職種によっても違いますが、“IT系”、特にSE(システムエンジニア)の方の場合は、現在需要(企業側)がたいへんに多く、それでいながら供給(転職者)は少ないので、多少のことなら目をつぶって採用されるケースが多いように感じます。
年齢が40代以降ならば、5年おきに1社ずつ転職ということなら多いとは判断されないように感じますが、20代で5年おきに1社ということであれば、やはりネックになる可能性は大きいと思われます。

転職回数が“4回”あればもはや致命傷!?
では、もしあなたが現在4回以上転職をしていたのなら、どうすればよいのでしょうか。
面接担当者側の考えとしては、自社で少なくとも三年は勤務するのだろうかという心配が出てくるはずです。
その場合には、転職理由がある程度もっともな理由であり、貢献できる仕事の技量が能力面で十分アピールできることで、転職回数の非を回避する事ができるかもしれません。
最悪退職することになっても、年単位でしっかり働き、その間は十分に仕事に貢献できるという事をアピールすることで納得してもらえるはずです。
特に人事部への入社を希望する場合は、成功する人材を発掘できる技量があるかどうかをその場で判断することは、たいへん難しいこととなります。
ですので、早期の退社を減点対象とする仕事では、目立ちやすいということもあり、どうしても“リスク回避型”の考えにならざるを得ません。
従って、“自分を採用することでのメリットと安全性(今回の転職では長期間しっかり働くという決意をしている旨)”を十分に伝えることが必要になると思います。
人間(特に日本人)というのは、そもそもが“一貫性”のある人を重視する傾向にあるのもその理由のひとつかもしれません。
ですので、転職する時に限りますが、業界も職種も変更するという場合は十分に考えて結論を出すのが必要かと思われます。