体臭予防：“ミョウバン”の効果

世の中の“無臭化傾向”が強まるなか、人の“体臭対策”商品もさまざま市販されています。
デオドラントスプレーやサプリメント、石けんや“体臭”を消すシャツや靴下など・・・
自分の“体臭”を普段はさほど気にしていない人でも、夏場の汗をかく時期に制汗スプレーを使ったことがあるという人もいるのではないでしょうか。

そんな中、“ミョウバン”が“体臭対策”として効果があると話題になりました。
スーパーの漬物コーナーに売られていた１袋１００円程度の“ミョウバン”、これがまさか“体臭”に悩む人に買われていくとは・・・

“ミョウバン”の“体臭”に対する効果はどのようなものなのでしょうか。
よく行われているのは、“ミョウバン”を水に溶いて“ミョウバン水”を作り、それをコットンに浸して脇の下や足などのにおいそうな部分を拭く、あるいは“ミョウバン水”をスプレーするという方法です。

“ミョウバン”は水に溶けると酸性になる性質があるそうです。
そのため“ミョウバン水”を皮膚に吹き付けることで皮膚の表面が酸性となり、皮膚表面の雑菌の繁殖が抑えられるというのです。
雑菌の繁殖が抑えられれば、汗が分解されてにおいを発することも予防できるということです。
また、“汗臭さ”というのはアンモニア成分が関わっているのですが、アンモニアはアルカリ性のにおい成分であるため、“ミョウバン水”の酸性と中和し、汗臭さを抑えるのに高い効果があるそうです。

“ミョウバン”は生活に密着した“身近で手軽なデオドラント剤”といったところでしょうか。